かすみとうけみ

過労がたたって、すっかり体調を崩してしまいました。

体調不良が原因で、貫汪館の正式行事を欠席したのは初めてかも。

貫汪館の稽古では無理無駄のない動きを追求していても。

実際の生活では無理をしなければならないこともあります。

無理をしても、続かないことはわかっていたとしても。

皆さんにご迷惑をお掛けしたのが申し訳ありません。

低いConがうらめしい。。。

 

今週の土曜も出勤してへろへろになって帰宅。

かと言って、横浜支部の稽古はそうそう休んではいられません。

病床に臥せっていても、道着になるとシャンとして稽古をした。

という達人の話はよく聞きます。

そして、実際にそういう状況を何度か見ています。

せめて自分も、このくらいなら大丈夫でしょう。

っていうほど大げさなものでもないのですが。

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澁川一流柔術

 

棒廻し

九寸径と一分径を取り換えて。四尺棒と六尺棒を取り換えて。

いつもと違う長さ、太さ、重さの棒。その感覚は違うはず。

また元に戻して、その違いをよく感じてもらいたいと思います。

 

六尺棒表

一本目から五本目を向かい合って素振り。

六本目を二人一組で稽古。

元に戻って、一本目から五本目を二人一組で稽古。

 

七本目 かすみ

さて、また向かい合って。

その場で左足を引いたり出したりして、その場で棒廻し。

そしてそのままいつもどおり、打ち込んで、突き。

すぐにできるかと思いきや。

あれれ? 皆さん思いの外、苦労されていますね。

棒廻しはいつも稽古の最初に稽古してもらっています。

お教えしたのは、いろいろな方法。

進む下がる、その場で足を出したり引いたり、左右交互など。

でも皆さん、端から端まで進んで、端から端まで戻り。

いつも単調な稽古をされていますね。そのせいでしょうか。

時間の都合ももちろんあるのでしょうが。

 

しばらく放置してなまあたたかく見守り。

そのうちなんとかできるようになりました。

細かく手順をお伝えすれば、すぐにできるかもしれません。

でも、それではあまりおもしろくない。

やっぱり自分であれこと工夫して、エウレカ

っていうのがいいですよね。

考えるいとまもなく、教えられた答えをただなぞるのではなく。

 

慣れるまでは、少し違和感があるかもしれません。

よく稽古をしましょう。

また、打ち突くところは、六本目までと同じです。

でも、間合いが少し違うかも。

そんなところにも気付いてもらえれば。と思います。

 

半棒表

十二本を通して示範して、二人一組で稽古してもらい。

なにか質問はありますかー?

 

稽古が進めば、稽古の仕方も変わります。

ただ手順をなぞるだけから、中身の追求へ。

できたつもり、わかったつもりになっていても。

実際に自分たちだけでやってみると、そうでないことがよくわかり。

そこでもう一度教えを受ければ身にシミル、というものです。

そんなことを繰り返して、より深い術技を身に付けていきましょう。

 

さて、質問の一つ。

笠払の受け身の取り方について。

そうそう、皆さん、教えてもいないのによく受け身ができるな。

と常々思っていたのでした。しかも体育館の床の上で。

痛いのをガマンしていたのでしょうか。すみません。

今さらながら、受け身の練習。マットは敷かず、床の上で。

受け身と言えば、柔道、合気道、少林寺拳法、そしてもちろん柔術。

柔術も流派によって、受け身はまったく違います。

柔術と一口に言っても、成立の背景や稽古の方法は様々です。

野外で稽古、土間で稽古、板の間で稽古、畳で稽古。

それぞれで違うでしょう。

澁川一流柔術ではこんな感じ。ということでお伝えしました。

 

家で稽古するときはもちろん、畳、マット、布団の上で。

でも、柔らかいところで稽古をするときにはご注意を。

硬いところではできないような受け身が身に付いても困ります。

硬いところで転がっても音がしないように。静かにそっと。コロン

くれぐれも頭を打たないように。おへそを見ることが大事です。

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大石神影流剣術

 

構え素振り

いつもどおり呼吸に合わせて。

 

よう剣から無意剣

二人一組で稽古してもらい、気になる点を注意して。

 

九本目 乗身

動作は単純ですが、難しい手数です。

回数をこなしましょう。

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無双神伝英信流

 

大森流

初発刀から勢中刀まで一緒に通して抜いて。

それから、逆刀と勢中刀を繰り返し稽古しました。

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8時に終了。

六尺棒のかすみと半棒の受け身を主に稽古したのでした。

かすみとうけみ

 

来週も通常通りの稽古です。

組み合わせや稽古の仕方など、もう少し工夫しようと考えています。

 

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