演武のリハーサル

毎年2月は、大石神影流剣術宗家代々のお墓参りがあります。

いつも館長が列席されて、墓所の掃除と墓前での演武をされます。

今年は、名古屋西支部長が館長のご指名で同行されました。

雨だと中止になる大事な行事に、名古屋西支部長が同行とは。。。

 

果たして、当日は雨となり。掃除と演武はなし。

代わりに、手鎌道場のお子さん達と陽之表を稽古されたそうです。

森本館長のFacebook

名古屋西支部の稽古日誌:大牟田、柳川、福岡 / Omuta, Yanagawa, Fukuoka

大変有意義なことだったかと思います。

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目がシパシパ、鼻がムズムズ、喉がチリチリ、頭がボーッ。。。

花粉の季節ですね。やっと少し暖かくなるとこれです。

それでも雨が降ると多少はましになるのでしょうか。

 

雨降りなので下駄。雪駄と違って、足袋はほとんど濡れずに済みます。

濡れた足袋で稽古するのは嫌な感じですよね。

二枚歯なので、階段を下りにくいのがちょっと難ですが。

傘は、刀の鍔と柄の形をしているやつ。

#アマゾンさんとか楽天さんとかで ”刀 傘” で検索。

 最近では、いろいろな種類があるようです。

 観光地のお土産屋さんでもよく見かけます。

普段は使いにくいので(恥ずかしい!)、稽古のときに使うことに。

雨だと、長物の運搬が大変ですね。持ち方を工夫しないと濡れてしまう。

それに袋も布製だと染みてしまうし、革は痛むし。

合成樹脂がイイ!感じです。

皆さんの六尺棒は、倉庫に置かせてもらえて良かったです。

 

少し早めに到着すると、皆さんがモップ掛けを始めるところ。

一緒に並んで、皆でモップ掛け。こーゆーのも楽しいものです。

さて、いつもなら棒廻しから。

でも今日はちょっと、打ち合わせから。

 

来る3月13日(日)、あざみ野団地祭りが開催されます。

そこで、貫汪館横浜支部として演武を行います。

#あざみ野団地集会所ホール 11:30~12:00

 見学はもちろん自由です。

もちろん、館長の承認は事前にきちんといただいています。

支部単独の演武は初?かも。

時間は30分程度で、やるのはもちろん貫汪館の三流派。

六尺棒表、半棒表、陽之表、大森流を演武する予定。

演武内容の確認をして、入退場を含めたリハーサルなど。

見る人が飽きないよう、待たせないように工夫をして。

頭で考えていたのが実際に上手くできるか確認。

二回ほど通して、なんとかなりました。

 

気付けばすでにもう1時間が経過。

さー、急いでいつもの稽古開始です。

男の子のお母さんは体調不良でお休み。

子供ズとお父さんズとの稽古です。

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澁川一流柔術

 

棒廻し

いつもは5分から10分廻しています。でも今日は一往復だけ。

 

六尺棒表

一から五本目。皆で一回だけ素振りをして、二人一組で稽古。

打ち込みは、下や横から払うのではなくて斜め上から。

腕の力で打つのではなく、せっかくの棒の重さを遣いましょう。

表と裏は棒合。棒対棒の稽古です。

でも刀と対するときは、その長さと重さが武器になります。

それを有効に活用できる遣い方を学びましょう。

 

半棒表

一から十二本目。皆で素振りをして、示範をして、二人一組で稽古。

それから演武の稽古も。

演武では、ただ十二本を通しても見るのはちょっと退屈かも。

メンバーを入れ替えて、やる形も少し選んで。

それぞれ、自分がやる形を何回か繰り返し。

演武のために稽古をしているわけではありません。

でも、せっかくです。演武をするなら、演武の稽古も少ししましょう。

 

傘があったので、笠払を実際にやってみようと思っていたのですが。

時間がなくて、すっかり忘れてしまいました。たは

また次回にでも。

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大石神影流剣術

 

構え素振り

時間の関係でやらず。

 

陽之表

仕太刀を示範して、二人一組で稽古して、演武の稽古まで。

一から六本目まで。正当剣と無意剣は、皆さんは今回はなし。

支部長が演武予定です。

 

少し固く見えるのは、やはり構えと素振りの稽古をしなかったからか。

いつでもするっと、普段通りの動きができると良いですね。

気合も大事です。打太刀の第一刀の第一声。

静かな場所、初めての場所、知らない人たちに囲まれて。

いきなり、肚から割れんばかりの気合が出せるかどうか。

静寂を破る勇気。最初のペンギン。

武道の稽古において涵養すべき、必須の一つかと思います。

気剣体 心技体 智仁勇

 

いつもは通す稽古ばかり。

でも今回は、演武を意識して、苦手なところを何回か繰り返したり。

これはこれで、面白い稽古ですよね。

できないことができるようになり。苦手なことが得意になり。

ただ手順をなぞるのとは違います。

覚える喜び。上達する喜び。それぞれです。

脳は常に刺激を求めているものです。しなぷす、びびび

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無双神伝英信流抜刀兵法

 

大森流

初発刀から逆刀まで。例によって、一回ずつ通して終わり。

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定刻を少し過ぎて稽古終了。

 

女の子のお父さん。逆刀の納刀がよくわからないと。

稽古が終わってから、個別にお教えしました。

要は、刀身と鞘の向きをそろえる。

ただそれだけのことなんですけれどもね。XYZの三軸です。

でも、貫汪館の逆刀の納刀はちょっと難しいやり方です。他とは違う。

私もさんざ稽古したものでした。

木刀とプラスティックの鞘は、大きいので簡単です。余裕がある。

模擬刀になると、薄い刀身と細い鯉口。ちょっと難しい。

真剣になると、わずかに違うだけで鯉口を削ってしまいます。

いまのうちによく稽古しておきましょう。

 

全体を通すことが大事と言いながら、個別の稽古も大事です。

よく居合の道場では、斬撃ばかりムキになって稽古したりしています。

でも私は、ろくに斬りもせず、ただ抜いたり納めたり。

そんなことばかりを稽古していました。

動作は単純。でも、実際にやっていることは、とても複雑な動作です。

もしも動線を関数であらわそうとしたら、いったいどうなることか。

想像もつきません。。。

 

来週も通常通りの稽古です。

男の子一家はご都合によりお休みだそうです。

女の子とお父さんとの稽古。さー、なにをしようか。。。

今から楽しみです。

 

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