抜き初め

今年は1月9日が稽古初めです。

でも実は、1月2日も体育館は予約ができていて。

でもさすがに三が日に皆さんにお声掛けをするのは憚られ。

一人稽古にして、抜き初めとしゃれこむことにしたのでした。

と言いながら、去年は3日が稽古初めでしたけれどもね。

それに元日も家では稽古しているので、抜き初めですらないし。

それを言ったら、2日の朝もすでに一通り稽古しているし。

初日の出に向かって真言を唱えながら剣を三回払う、とかでもないし。

それはさておき。

 

居合刀、大石神影流木刀、小太刀、六尺棒、半棒、鎖鎌。

今の私のほぼフル装備です。

実際にはあとまだ、定寸の鞘木刀、懐剣、三尺棒、小棒、十手、分童、鎗、長刀などなどがあります。

一人の徒歩では、とても持ちきれません。。。

ダウンジャケットは暖かくて良いのですが、モコモコとして。

肩が滑るのが不便です。

刀袋と棒袋のストラップをぐっと握りしめて保持。

 

体育館を一人でモップ掛け。

両手持ちで前から後ろまで、右から左まで。全面。

実際に使用するのは前半分のうちの左半分。しかもその一部だけ。

でも、掃除も稽古の一環です。

ダウンジャケットを着たまま小走りすると、少し暑くなりました。

寒さ対策にカイロも持ってきましたが、出番はなさそうです。

 

ビデオカメラをセット。つい先日、やっと新しく購入しました。

最近まで使っていたのはふるーいタイプで。

これでやっとAVCHD形式を活用できます。

電子機器はどんどん小型化、軽量化、高性能、新性能になって。

しかもどんどん安くなり。

数年おきに買い替えると、それをとても実感します。

正しく日進月歩ですね。武道の稽古もかくあるべきかと思います。

進化と深化と新化と神化。そして真価。

私も見習わねば。。。

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正座して黙想。うん、寒くない。

年を取ると寒さに鈍くなるのか、温暖化のせいか。その両方でしょう。

そして、ユニクロのヒートテックのおかげでもあります。

ここにも進化がありますね。

経済活動というのは、進化の一つの大きな原動力でもあります。

さて、武道の世界は果たしてどうでしょうか。

 

無双神伝英信流抜刀兵法

大森流、英信流表、英信流奥、太刀打、詰合、大小詰、大小立詰

居合刀のまま休憩なしで一気に最後まで。額に汗をかきました。

 

澁川一流柔術

六尺棒表、半棒表、半棒裏、抜刀術、鎖鎌

居合刀を棒に持ち替えて、鞘木刀に持ち替えて、鎖鎌に持ち替えて。

鎖鎌の一人稽古は、けっこうシュールかも。標的が欲しくなります。

履形はやらず。

 

大石神影流剣術

試合口、陽之表、陽之裏、三學圓之太刀、鞘之内、小太刀、二刀、鎗合、棒合、長刀合、天狗抄

正規の順番ではありませんが、一人稽古のときはいつもこの順番。

道具の持ち替えなどの都合でもあります。

鎗と長刀は六尺棒で代用。

 

三流派、皆さんと稽古しているのとは違う順番ですね。

一人稽古のときは、いつもこの順番です。

昔は延々と棒を廻したり、歩法だけ30分とかやったりもしましたが。

 

ビデオカメラがあるとつい意識してしまうので、そうならないよう意識。

意識しないように意識。おもしろいですね。

家での一人稽古よりはきっちりと、でも正式な形よりは間を詰めて。

すべて通して休憩なしで1時間ちょっと。

打太刀と仕太刀を別カウントで、

110本+56本+130本=約300本

だいぶ早いかな。。。

順番間違えが一回と、納刀ミスなどが数回。失敗確率1~2%。

木刀で抜刀術などをやると調子がくるいます。ダメダメですね。。。

 

天井の照明を気にせずに六尺棒を振り回せたのは気持ちよかったです。

それに居合と剣術の立ち業も普通にできるし。しあわせ。

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道具を片づけて、もう一度モップ掛け。ホコリはほとんどなし。

帰宅して、履形を稽古してからお風呂に入って。

最初は右前腕が軽く痛んで、あとから左前腕も軽く痛んで。

太刀打や詰合を、木刀ではなくて居合刀で稽古するとテキメンです。

大石神影流剣術を居合刀で稽古するとなおさら。未熟ですね。

力んでいる証拠です。

  

ビデオをSDカードからデッキにコピーして、さっそくチェック。

幸い、途中でバッテリー切れとかはありませんでした。よかった。

でも内容は?

う~ん。。。まだまだですね。。。

今年もがんばって稽古せねば、と思いました。

 

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