特別稽古 H27.4.11sat

5時過ぎにあざみ野に到着された館長のお迎えは、

稽古中の横浜支部長に代わって、美人秘書にお願いしました。

さすが、有能。ひゅーひゅー。

通常稽古を終えて一度帰宅すると、館長はすでに稽古着に。

でもだいぶお疲れのようで、しばらく一服していただきました。


館長と、美人秘書と一緒に家を出ます。子猫は留守番。

いつもとは違う、前回と同じで先ほどと同じ稽古場所へ。

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美人秘書に同行してもらったのは、別に冷やかし目的などではなく。

翌日の奉納演武のアシスタントの練習をしてもらうためです。

今回、20分と長めの演武時間。

前半は館長の居合、後半は不詳ワタクシが相手で詰合の演武です。

館長が刀と鞘木刀を取り換える際に演武の間延びがしないよう、

刀の受け渡しをお願いしたのでした。


館長の刀は二尺八寸二分で鞘を払って1400グラムほど。

長いし重いし、慣れないと持って歩くだけでも大変です。

美人秘書は合気道三段、居合道二段、太極拳三級wとは言え。

真剣は私がプレゼントしたものがありますが、触ろうともせず。

立ち座りで床にこじりをぶつけるのはお約束。

予想どおり、緊張しながら受け渡しの練習をしていました。

すぐに手放したがるのを、それじゃダメだとずっと持たせて。

気持ちはわかるけれど、まずは刀と友達にならないと。

刀なんて、気心の知れない相手には触らせもしません。

でも館長の許可を得てのことです。

そもそも、この受け渡し方法が館長のお考えなのですから。


受け渡しだけ二三回練習して、演武を二回ほど通して。

まあこんなもんでしょう。と館長。はやっ。相変わらずです。

美人秘書は、不安顔でイメトレしながら先に帰宅となりました。

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さて、続いて二つ目の目的に取り掛かります。

外国人門下生の教材用に、太刀打のビデオ撮影。

位置決めのために一度だけ通して、二回目でいきなり撮影。

うん、こんなもんでしょう。はやっ。


詰合はストーリーがあって、全体の流れがあります。

太刀打は、個別の業の組み合わせが何セットか。

詰合は一本目から十本目まで気を抜くことができず。

太刀打は、詰合に比べると少し気が楽なような気がします。

でもそれじゃダメか。セットとセットの間で気が切れているのか。

気を抜いているつもりはなかったのですが。反省

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最後に三つ目。ルールオブスリー

大石神影流剣術の陽之裏を通しました。

毎日、自分で一通り稽古していますが、4月は仕事が連日忙しく。

ぼーっとした頭で半ば無理矢理稽古をしていると、

手数の途中で何をやっているかわからなくなることもしばしば。

仕太刀をやっていたのに、いつの間にか打太刀になっていたり。

陽之表を稽古していたのに、いつの間にか裏になっていたり。

館長と合わせたときも、最初はあれなんだったっけ?みたいな感じでした。

でもすぐに調子を取り戻して、最後まで通しました。

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会場は8時まで予約してあったのですが、次第に外が騒がしくなり。

少し早く終了といたしました。


帰宅すると、代引きで荷物が届いていました。白樫の三尺木刀。

前回、館長がいらしたときは桐の三尺三寸木刀が届きました。

果たして次回は何が届くのか?

館長にお風呂と食事を召し上がっていただいて、のんびり。

明日の奉納演武に備えて、少し早目の就寝といたしました。


明日は、

 埼玉県川越市の蓮馨寺で、一般社団法人武道振興會が主催、

  林崎甚助重信追悼演武会

に参加です。

二たび、コエドカワゴエへ。

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